夏にオールブラック?それはまさに最強のパワームーブと考えて。灼熱の暑さの中でオールブラックを着こなすのはファッションとしては大胆かもしれませんが、正しいスタイリングのコツを抑えれば、涼しくて抜群におしゃれに見せることができます。ルーフトップパーティーやブランチ、カジュアルなお散歩など、どんなシーンでも、オールブラックは正しく着こなせば夏の強力な主張に。汗をかかずにモノクロルックを完璧に仕上げる秘密を紐解いていきましょう。
通気性の良い素材で遊ぼう
まず一番のポイントは正しい素材選びです。黒は熱を吸収しやすいですが、だからといってトップスで汗だくになる必要はありません。リネン、コットン、シャンブレー、または特別な気分のときは軽めのシルクブレンドなど、通気性がよく軽量な素材を選びましょう。これらの素材は風通しが良く、涼しさを保ちながら洗練されたブラックの雰囲気をキープします。ReformationやNet-A-Porterなどのブランドは、そんな素材で作られた夏のカプセルワードローブにぴったりなアイテムを揃えています。
FAITHFUL リネンミニドレス
240ドル NET-A-PORTER
写真提供: net-a-porter.com (メディアポリシー)。ゆったりシルエットを選んで
タイトな服はちょっとお休みして、ゆったりとリラックス感のあるシルエットへシフト。ワイドパンツ、ルーズなミディスカート、オーバーサイズのTシャツやシャツなんていかが?これらはただ「カジュアルでクール」なだけでなく、風を取り込みやすくて熱がこもりにくいんです。Thereformationのオーバーサイズリネンシャツや、Farfetchのキュロットは、夏の新たな定番になる予感。もしお洋服にカットアウトやスリットがあれば、遊び心のある肌見せと通気性アップでさらに涼しくなりますよ。
364ドル FARFETCH
写真提供: farfetch.com (メディアポリシー)。夏にぴったりの小物でアクセントを
ブラックは夏でも決して退屈じゃない。自然素材のアクセサリーでオールブラックルックを軽やかにアップデートしましょう。編み込みのストローバッグ、べっ甲風サングラス、繊細なゴールドジュエリーなどがポイントです。これらのほんのりとした演出が、こなれ感と暖かい季節感を一気にアップ。プラットフォームサンダルやエスパドリーユは高さも出せて、快適さもキープ。インスピレーションが欲しいなら、MytheresaやSsenseに今季にぴったりなブラックアクセが揃っていますよ。
写真提供元不明 (メディアポリシー)。レイヤードは最小限にしつつ遊びを効かせて
夏にレイヤード?と思うかもしれませんが、透け感のある黒のキモノや軽やかなメッシュカーディガンなら、涼しさを保ちながらコーデに奥行きをプラスしてくれます。これらの控えめな重ね着は一日の強い日差しから守る役割も。上質感を求めるなら、FarfetchやRevolveのシックで軽量なレイヤリングアイテムをチェックしてみて。
テクスチャーで視覚的な魅力をプラス
全身が黒だからこそ、テクスチャーが最大の味方に。マットなコットンとシルクのシャルムーズ織り、またはリブニットとレースをミックスして視覚的な変化を与えましょう。マットと光沢のあるレザーやパテント仕上げのコントラストでほんの少し「ズル」をしてもOK。黒のパテントベルトやシンプルな黒のレザーサンダルは、シンプルな装いを一気に洗練されたボス風にブラッシュアップしてくれます。
メイクとネイルで魅力を語ろう
モノクロのキャンバスとなるお洋服に合わせて、ビューティーにはひと工夫を。夏の日焼けしたようなブロンズ肌、ツヤのあるリップ、そしてフレッシュで輝く肌がベストマッチ。ネイルは大胆なカラーポップやシックなマットブラックでコーディネートのアクセントに。頭の先からつま先までの洗練されたポリッシュ感が自信とクールさを醸し出します。
夏にオールブラックを着るからといって、熱中症のリスクを背負うわけではありません。正しい素材選びと遊び心のあるレイヤード、そして厳選したアクセサリーで、涼しさを保ちつつ視線を集められます。さあ、この夏はブラックオンブラックのパワールックを思い切り楽しんで。間違いなく価値ある挑戦です。