牡牛座のスタイルは、端正で触れ心地がよく、心地よさを軸にしたもの。硬さや一過性のトレンドを追うより、キャメルのカシミヤニット、やわらかなレザーローファー、シルクのスリップスカートが似合います。金星に支配されるこの地の星座は、ゆっくり楽しむ日曜のランチにも、ギャラリーのオープニングにも気持ちよく着ていける服でこそ魅力が際立ちます。
| 牡牛座の期間 | 4月20日~5月20日 |
| エレメントと性質 | 地、固定宮 |
| 支配星 | 金星 |
| ラッキーカラー | セージ、ブラッシュピンク、クリーム、チョコレートブラウン |
| 守護石 | エメラルド |
牡牛座のファッション嗜好を知る
牡牛座を司るのは、喜びや美しさ、そして長く手元に置きたいものを象徴する金星。そのためファッションも、長く愛せるワードローブに落ち着きます。たとえばMax Maraを思わせるキャメルコート、濃色のストレートデニム、磨き上げたゴールドフープ、使うほど味わいを増すハンドバッグ。固定宮の地の星座である牡牛座は、チクチクするニットや手間のかかるストラップ、夕方4時には絆創膏が必要になる靴には、ほとんど我慢がききません。

牡牛座に欠かせない素材
牡牛座にとって、素材は決して後回しにするものではありません。ほどよい重み、やわらかさ、美しい表情を備えた天然素材を中心に。平日はハリのあるポプリン、7月には洗いをかけたリネン、旅にはメリノウール、ディナーにはシルクが頼れます。
- コットン:肉厚なジャージーTシャツ、コットンポプリンのシャツドレス、ストライプのオックスフォードシャツを選んで。ArketやCOSの白いコットンシャツは、ブルージーンズにもテーラードパンツにも、サテンのミディスカートにも合わせられ、出番の多い一枚になります。
- リネン:オートミールやタバコブラウンのフラックスリネンのブレザーなら、力の抜けた印象でありながらだらしなく見えません。暖かな5月の週末や晩夏の街歩きには、ワイドレッグのリネンパンツにリブタンクを合わせて。
- カシミヤ:マッシュルーム、ネイビー、淡いローズのハイゲージカシミヤクルーネックは、使い捨て感覚のセーターとは対極にある牡牛座の定番。冷房の効いたレストランや電車での移動に備え、肩に掛けておくと便利です。
- シルク:バイアスカットのシルクスカートやアイボリーのシルクブラウスは、実用的な牡牛座のワードローブに金星らしい艶を添えます。シャルムーズやサンドウォッシュシルクなら、繊細すぎず日常に取り入れやすい仕上がりです。
カラー選び
牡牛座に似合う色は、手入れの行き届いた庭と、とびきり上質なデザートメニューからそのまま抜き出したよう。モスグリーン、ピオニーのピンク、クリーム、エスプレッソ、オーツミルクのような温かなベージュです。靴、ニット、アウターまで同じ色調を繰り返せば、地に足のついた色だけに毎朝の服選びもぐっと楽になります。

- アーシーなグリーン:セージ、オリーブ、深みのあるボトルグリーンは、豊かで落ち着いた牡牛座のムードによく似合います。オリーブのトレンチコート、フォレストグリーンのニットドレス、Bottega Veneta風のイントレチャートバッグを試してみて。
- やわらかなピンク:ダスティローズやシェルピンクは、甘くなりすぎずロマンティック。春なら、ブラッシュピンクのカーディガンを白いタンクトップとエクリュデニムに重ねる着こなしが素敵です。
- ニュートラルカラー:クリーム、トープ、コニャック、チョコレートブラウンは、ワードローブの確かな骨格になります。トープのウールパンツ、クリームのリブタートル、コニャック色のベルト。この組み合わせのほうが、また一枚増やす黒のファストファッションよりずっと頼りになります。
定番アクセサリー
牡牛座のアクセサリーは、手にしたときにしっかりとした存在感があり、身につけていて負担がないものを。バターのようになめらかなレザー、本物のメタル、無理のないサイズ感が理想です。リップクリームと妙なこだわりしか入らない極小バッグは、ここでは不要。
- 上品なハンドバッグ:オックスブラッド、タン、ブラックの構築的なレザートートは、「毎日使うものこそ一番いいものを」という牡牛座の感覚にぴったり。オフの日は、幅広で長さを調整できるストラップ付きのやわらかなクロスボディバッグを選んで。
- クラシックなシューズ:レザーバレエシューズ、アーモンドトウのローファー、低めのブロックヒールのアンクルブーツは、そびえるようなピンヒールより賢い投資です。Aeyde、Russell & Bromley、Sézaneなら、石畳にもカクテルの席にも対応できる靴が見つかります。
- シンプルでシックなジュエリー:牡牛座は金星に支配されるため、ゴールドには自然と惹かれます。14Kゴールドのハギーピアス、シグネットリング、エメラルドグリーンのペンダントなら、シンプルなニットを仮装のように見せることなく、豊かな表情を加えられます。
- スタイリッシュなスカーフ:ボタニカル柄のシルクツイルスカーフは、首元にもポニーテールにも、レザートートのハンドルに結んでも映えます。厚手のカシミヤマフラーは秋まで取っておいて。色はキャメルかモスがおすすめです。
着回しを楽しむ
牡牛座のカプセルワードローブは、コーヒーからディナーまで、1〜2点変えるだけで移行できるのが理想。着替えをめぐる大騒ぎは必要ありません。少しストレッチの効いたウールブレザー、ウエストをほどよく絞ったニットドレス、パスタを食べた後も心地よく座れるパンツ。すっきりしたカッティングと余裕のある素材を選びましょう。
- レイヤードの基本:クリーム、ブラック、チョコレートカラーのフィット感のあるコットンタンク、シルクキャミソール、メリノのタートルネックからスタート。気温が下がったら、ざっくりしたカーディガンやダブルブレストのブレザーを重ねます。
- 着回せるドレス:ダークグリーンのクレープ素材のミディ丈ラップドレスは、日中ならフラットサンダル、ディナーならヒールブーツで。ネイビーのスリップドレスは、やわらかなカーディガンとレザーベルトを足すと、ぐっと牡牛座らしくなります。
- クラシックなブレザー:肩のラインはきれいに出つつ、細手のニットを下に重ねられる程度に腕まわりにゆとりのある一着を。キャメルウール、グレーのヘリンボーン、深いブラウンは、遊びのあるプリントよりずっと使えます。
自分らしさを添える:ワードローブの仕立て直し
牡牛座は、きちんと直した裾がどれほど印象を変えるかを知っています。パンツは靴の少し上にくる丈に、ブレザーの袖は手首がのぞく長さに。お気に入りのミディスカートは、ふくらはぎのいちばん細い位置に合わせて調整を。3,000円程度のお直しでも、量販店の一枚が見違えるほど洗練されます。
細部にも個性を。プラスチックボタンを水牛調のボタンに替える、レザーポーチにイニシャルを入れる、もう一度着たいヴィンテージコートにサテンの裏地をつける。大切なのは、常に新しいものを増やすことではありません。質感と思い出、そして心から美しいと思えるものを少しずつ重ねたワードローブをつくることです。
買い物では、牡牛座のテストを。ゆっくりしたランチにも、長い散歩にも、そのあと予定外で赤ワインを一杯飲むことになっても着ていたいと思えるか。素材がチクチクする、ウエストが苦しい、お気に入りのゴールドジュエリーと色がぶつかる。ひとつでも当てはまるなら、ラックに戻して正解です。
FAQ
牡牛座にはどんな色が似合いますか? 牡牛座にはセージグリーン、オリーブ、ブラッシュピンク、クリーム、トープ、コニャック、チョコレートブラウンがよく似合います。伝統的な守護石であるエメラルドにちなむエメラルドグリーンも、特におすすめです。
牡牛座のファッションスタイルは? 牡牛座のスタイルは、ラグジュアリーでありながら実用的。天然素材、クラシックなテーラリング、やわらかなレザー、履き心地のよい靴が軸になります。カシミヤセーターにストレートジーンズ、ローファーは間違いのない組み合わせです。
牡牛座におすすめの素材は? コットン、リネン、カシミヤ、メリノウール、シルクは、心地よさと品質を求める牡牛座にぴったりです。チクチクするアクリル混や、着てもなじみにくい硬い合成素材は避けるのが無難です。