獅子座のインテリアは、少しドラマティックでありながら、ちゃんと暮らしの気配があるのが理想。陽だまりのようなゴールド、艶のある赤、存在感たっぷりのソファ、そして夜7時を過ぎた肌をきれいに見せる照明。おおよそ7月23日から8月22日生まれの固定宮・火のエレメントである獅子座は、太陽に守られる星座です。小さく控えめな飾りを点在させるより、どの部屋にも主役をひとつ置くのが似合います。
| 獅子座のシーズン | 7月23日〜8月22日 |
| エレメント&モダリティ | 火、固定宮 |
| 支配星 | 太陽 |
| 獅子座のカラーパレット | マリーゴールド、オックスブラッド、サフラン、艶やかなブラック、アンティークゴールド |
| ラッキーストーン | ペリドット、シトリン、タイガーアイ |
大胆な色を取り入れる
まずは自信のある獅子座カラーから。ダイニングの壁をマリーゴールドに、アクセントチェアをオックスブラッドのベルベットに、あるいはサフラン色のリネンシェードで部屋全体に蜂蜜のような光を落として。ゴールドは全面に使うより、仕上げとして効かせるのが正解です。アンティークブラスのピクチャーライト、金箔のミラーフレーム、細身の真鍮カーテンポールのほうが、壁じゅうをメタリックペイントで覆うよりずっと印象的。

太陽のイメージをもっとさりげなく取り入れるなら、バターイエローにタバコレザーと黒のラッカーを合わせて。Farrow & BallのIndia Yellowなら、小さな玄関や廊下にも晩夏の午後のような光が宿ります。天井はやわらかなクリーム色にしておけば、舞台装置のようになりすぎず、洗練された印象に。
主役になる家具を選ぶ
獅子座の部屋には、主役級の家具が必要です。曲線的なブークレソファ、1970年代風のバールウッドのコーヒーテーブル、シナモン色のモヘアを張った背の高いチェアとフロアランプ。小さな「気になるもの」を5つ買うより、オーバーサイズの一手をひとつ打つほうが、ずっと美しく決まります。

賃貸なら、彫刻のようなシャンデリアか、大きくて低めのソファが手早くドラマをつくる近道。プリーツ入りのムラーノガラス風ペンダント、クロームのアーチランプ、ドアを開けた瞬間に目を引くシルエットの赤いラッカー仕上げのサイドテーブルを探してみて。
気品あるアクセサリー
獅子座は装飾を楽しめる星座。ただし、そこには明確な美意識が必要です。マントルピースの上に重厚な真鍮のキャンドルスティックを一対、タイガーアイの小物入れ、ヴィンテージのサンバーストミラー、そして本立てやドアノッカーにそっと忍ばせたライオンモチーフをひとつ。コスチュームのようではなく、時間をかけて集めた空間に見せられます。
アクセサリーは、ゲストが自然と集まる場所に。コーヒーテーブルにはスモークガラスのカクテルトレイ、パプリカ色とクラレット色のテーパーキャンドル、お気に入りだったパリやニューヨークでのディナーのメニューを額装して。最高の獅子座の部屋は、おもてなしそのものを装飾に変えます。バーカートには写真映えのためだけの小道具ではなく、きちんとしたクープグラスを揃えておきたい。
質感を重ねる
質感があるから、輝きが冷たくなりすぎません。オーク材の床に手織りのウールラグを敷き、キャラメル色のレザーアームチェアを置き、ゴールドと柿色のシルクやベルベットのクッションでやわらげて。ベッドの足元にフェイクファーを添えるのも素敵ですが、ふわふわしすぎるものより、クリームやセーブル色の密度が高く自然に見える毛並みを選んで。
固定宮は、長く使えるものを好みます。使い捨てのプラスチックではなく、無垢材、石、リネン、質のいい張り地を選ぶこと。トラバーチンのサイドテーブルにルビーベルベットのカーテン。この地に足のついた、少し贅沢なムードこそ、獅子座がとびきり得意とするところです。
個性のあるアートに投資する
ありきたりな「名言」アートはパスして。獅子座のためのアートは、壁をしっかり受け止められるくらい大きいものが似合います。朱赤とコバルトの抽象画、ヘルムート・ニュートンを思わせるモノクロ写真、燃えるような地中海の太陽を描いたヴィンテージ旅行ポスターなど。大きな作品をひとつ、中心が床から約145cmの高さになるよう目線の位置に飾り、きちんとピクチャーライトも添えて。
ライオンや太陽のモチーフが好きでも、お土産店らしいデザインには手を出さないで。小さな真鍮のレリーフ、アンティークの星座画、グラフィカルな陶器のサンフェイスなら、リビングをテーマレストランのように見せずに象徴性を取り入れられます。
屋外にもグラマラスな空気を
日が暮れてからの華やかさを、屋外にも持ち出して。オークルとクリームのストライプ柄マーケットアンブレラ、錆色のクッションをのせた深い座り心地のチークラウンジャー、あたたかい白色のストリングライト。これだけで、遅い時間のディナーが似合うテラスになります。スペースに余裕があれば、持ち運べるファイヤーピットも。獅子座のシーズンは、グリルした桃、冷えたロゼ、そして夜中を過ぎても帰らない友人たちのためにあるようなもの。
大ぶりの鉢には、たっぷりと植物を。カンナ、ストレリチア、艶のある葉を持つ柑橘の木は、獅子座らしい熱と色彩によく合います。小さくてちぐはぐなプランターは避けて。バルコニーのドア脇に存在感のあるテラコッタの壺をふたつ置くだけで、ぐっと堂々とした景色に。
自分らしいスタイルを祝福する
獅子座の家には、ショールーム予算ではなく、そこで過ごしてきた人生の証が見えてほしい。ライブチケットを額装し、本当に好きなデザイナーのファッションブックを重ね、家族のとっておきの写真は重みのある真鍮やべっ甲調のフレームに。廊下にはギャラリーウォールが特によく似合います。最初の一杯が注がれる前から、ゲストの視線を楽しませてくれるから。
編集はきっぱりと。リスボン旅行で買った陶器、譲り受けたカクテルシェイカー、ページに折り目のついたAssoulineの本は残して、埋め合わせの小物は手放すこと。獅子座スタイルはおおらか。でも、決して無名ではありません。
結論:自分の城を仕切る
各部屋に、記憶に残るひとつの仕掛けを。マリーゴールドの壁、ベルベットのソファ、光を放つシャンデリア、長い夏の晩餐のために整えたテラス。獅子座のインテリアは、華やかさの奥に温かさがあるとき最も魅力的です。パーティーに十分美しく、朝食までのんびり居たくなるほど心地いい。
FAQ
獅子座のホームデコレーションにおすすめの色は? マリーゴールド、サフラン、オックスブラッド、オレンジがかった赤、アンティークゴールドは、太陽に守られた獅子座の火のエネルギーによく似合います。ブラック、クリーム、ウォールナット、タバコレザーで引き締めて。
獅子座に合うインテリアスタイルは? アール・デコ、グラマラスな1970年代スタイル、磨き上げたマキシマリズムが好相性。彫刻的な家具、ベルベットやモヘアの張り地、そして部屋ごとに強いフォーカルポイントをひとつ選びましょう。
予算を抑えながら獅子座らしく部屋を飾るには? ヴィンテージの真鍮ミラーや中古のベルベットチェアなど、目につく一点に予算を使って。そのあとはカラーランプシェード、額装アート、深みのある色のテーパーキャンドルでドラマを足せば十分です。